BIASTRA [ビアストラ] 始まる
––– まずは BIASTRA.jp [ビアストラ] のサイト開設おめでとうございます。
堀田:ありがとうございます。
––– 初めての方も多いかもしれませんので、簡単な自己紹介から、堀田さんがBIASTRA [ビアストラ]を立ち上げるに到るまでの経緯などをお伺いさせてください。
堀田: はい、宜しくお願いします。
元々自分は音楽家として、クリエイター活動をして、シンセサイザーでの創作で2007年にCD「7Chakra」( 🔗 7Chakra ) をリリースし、ピアノキーボーディストとしては、2000年頃より色々な場面で弾くこともございました。
7Chakraは現在サウンドクラウドでも無料配信してて聞けますよ。
🔗 7Chakra TAKESHI HOTTA (Sound Cloud)
––– そうですね、私も堀田さんをキーボーディストとして最初知りました。
堀田: 今の仕事としてはビアストラ含め、複数のウェブメディアサイトのオーナーとして立ち上げから育成、運営プロデュースしてます。
あと、パートナーとして2社のメディア事業部にてシニアマネージャーもしており、プロジェクトを指揮してます。
––– 音楽家からITへと変わっていったきっかけは?
2007年当時、CDをインターネットで売ることになると同時に、アルバムタイトルに含まれる「チャクラ」というキーワードをGoogle検索エンジンのトップ10に表示させたいと思ったことからです。
––– 2007年からすでにSEO対策を?
堀田: 厳密にはもう1999年にはSEO対策が好きでやらずにはいられないものになってました。
2002年にはあくまで持論ですが解析アルゴリズムは自信を持ち始めて自分の名前「TAKESHI」で4位をとったことがあって、、、有名でもなんでもない自分がビートたけしさんの次にランクされるのもどうかと、、、。正義感との葛藤に悩んだこともあります。
「満月」っていう検索ビッグキーワードでも10年近くTOP3を維持し月間PVが1記事だけで40万PVほどに達し、その状況を知った人は「私も教えてください!」ってなりますよね。
––– 「次の満月はいつ?」って検索して見つけたことがりました。新月でも上位に入られている。
堀田: そう、検索順位における正義感は一旦置いといて、SEOの解析と洞察をする炎は、現在でも止むことがなく、Googleそのものが好きなんです。
Web検索のみならず、YouTube内検索や、音楽サブスクリプション内の検索結果も同じく洞察対象であり、その「検索結果」が人類に多大な影響を及ぼしていることをまず、知っています。
––– 検索エンジンで「満月」で1位って当時、具体的に何をするんでしょう?
堀田: コラムを書きました。満月と検索する人は次の時刻を知りたいのでテーブル表で時刻表を掲載したらすぐ1位になりましたね。毎年更新してます。
やがて関連する多ジャンルの「言葉」を「キーワード」として記事コンテンツを制作し、その記事に掲載している広告収益だけで音楽としての本業の収入を大きく抜き去ったなと思うのが2012年でした。これがITとしての始まりの自覚です。
––– 7Charkraというスピリチュアルヒーリングミュージックを探しているような人にウェブ検索からリーチするために書いたコラムが、やがてITメディア事業への覚醒を誘った。
堀田: そう、音楽とウェブメディア収益はシナジーさせていて、完全に切り分けて考えることはできるものではありませんが。
ただ、2014年の夏頃に、オウンドメディア、SEOコンサル、教え子の仲間のサイト、総じて自分がグーグルアナリティククというサイトのアクセス解析権限を持っているものサイト。SEO監修の合計PVは月間1億PVを大きく超えるところまで成長し、これは、もはや個人の領域ではなく、何かしら次のステージとしての体制を構築していく段階だと本能的にも感じることとなりました。
––– すごいですね。月間1億PVを監修していた。
堀田: SEOのおかげで、当時はCDは完売したし。僕は検索エンジンからチャクラや瞑想に関心の高いユーザーにWebにてしっかりCDを販売することが出来たと思います。
独学で学び得てきた検索エンジン上位表示ノウハウの知識でしたが、振りきれないほどの教え子の数になってきてしまいまして、、、。
––– サイトをお持ちの人はみんな知りたいと思います
堀田: そうですよね。今では2社の企業を中心にしてます。将来的に、お互いを高め合える存在と思い参加させていただいております。
––– わかります。成長したいんですね堀田さんは
堀田: はい。話はオーナーサイト、つまりオウンドメディアのことですが、考えに考え抜いた9つの媒体に9つの目標があり、その中の一つとして用意されているのが本サイトBIASTRA [ビアストラ] になります。
––– そうですね。今まさに始まるこのBIASTRAですが、主に食のことを取り上げられるということなのですが、今食について興味のあることを挙げるとしたらなんでしょうか。
堀田: 随分前からですが、地産地消というキーワードにはとても惹かれています。
自分は東京生まれ東京育ちですから、食に関することで農家さんの苦労などを、語れるわけもない立場にいます。謙虚な姿勢で学びにいきたいと考えております。
きっとどんなにインターネットが普及してもその場でしか知り得ない、体験できないことも事実多いと思い、現地の農家さんをフォーカスし繋げたいという思いがありまして。
––– そうするともっと全国各地を歩くことも視野に入れていると?
堀田: そうですね、出掛けて取材して、農業を支える方々の末端の末端まで強く紹介していきたいという思いは昔からありました。農業に限らず業界の裏方にフォーカスするのは私の性分でして。
––– 食関係のメディアコンサルティングはこれまでも??
堀田: 実は…食に関するWebコンサルティング依頼はたくさんお話しを頂いてましたが、全部お断りをし続けていたんです。
自分はインターネットで「音」を伝えることが最初でしたが、「味」を伝える? ということに想像がつかなかったんですね。
五感である、触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚。インターネットで味覚を伝えるという発想がなかったです。
––– なるほど、不可能に近い感じですね。しかし、変化が起きたと
堀田: はい、変化・・・。2014年にある日同時に、九州いちご農家さん、北海道の本田栄輝&真由美さん。月刊マクロビオティックの編集者であるCI協会のかとうまさこさん、皆が同時に熱い想いを私に寄せてコンサルの相談を同時にお声掛けして下さいました時期がありました。
3件も同時に、そして同じ食分野となると、これは天意の指示なのかなと、勝手に感じまして、本当に嬉しいこととして関わることに決めました。
––– 食を追求しとという、シンクロニシティが起きた!
堀田: はい、だからビアストラは、自分の意思からではなく、皆が各々に持つ使命感、責任感、胸を打つ熱い想いが生んだ存在なのです。皆の思いから共感を受けて、自分自身にも責任感を持ち始めました。
人の本来の価値とは、自分のやりたいことよりも周囲に期待されていることにあると思っています。
天意と共に、自分の役割があるのならやろうと思いました。
実は、食メディアとしての構想はずっと深く考えてました。
まず最初に農家の想いは伝えなければという責任感を感じたのです。
そして、、ある日、何度タロットをひいて見ても天意を感じ、舞い降りてきたようなキャスティングとしてディレクターとしてアサインできる人間が現れた故にサイト公開へと踏み切った形です。
––– 地域が活性化に繋がる秘策はありますか?
堀田: 1つの地域で顔晴るのでなく、近隣地域と連携して動くことです。
––– そうしたフォーカスを当てた人はもちろん、食を支える人たち同士も繋いでいくという役割を果たされるようになるということですね。
堀田: まさにそうですね。
––– そういったアナログと呼ばれる部分も大切にしていきたいですよね。
美味しいものを食べた向こう側
––– 少しライトな質問をさせていただきますが、好きな食べ物について何か
堀田: とくに何って言えないのですが、あえて言うならお豆腐が好きです。あげたり、焼いたり…豆腐周りのものは全部好きです。作ってみたいなとも思います。
納豆に合う梅干し探しもがんばります(笑)昔から祖母には1日1個食べると良いと言われ食べていました。
あとは…好きな食べ物というか、夏の軽井沢で2010年8月に食した高原野菜パスタが今でも忘れられません。
シンプルなパスタだったのですが、美味しすぎて感動で泣き、店員に心配されました(笑)
旬のものだったし、これは東京では再現できないのではないかと思いました。標高によって味覚が変わるということも考えられますが。
––– お水と空気が良いのでしょうね?
堀田: ええ、軽井沢の環境も関係あるでしょうね。そう、軽井沢が好きなんです。
––– なるほど。今後軽井沢に行かれるご予定は?
堀田: 信州軽井沢には30歳の時に一人で1年間ほど移住して住んでました。仕事は東京でしたから、やはり軽井沢と東京を往復することが非常に多く、忘れ物を取りに行くと1日に最大2往復したり。
––– 東京育ちで田舎暮らしへの移住は30歳は確かにお若いですね。
最初は18歳の時のウッドストックレコーディングスタジオでの音楽制作合宿体験が忘れられず、ずっと軽井沢という生活スタイルを憧れ目標にしていました。
しかし実際に移住し、まず標高1000メートルを超える環境で、浅間山の麓の追分で暮らしていたので、気圧の影響も、東京とは根底から違う。
氷点下の冬の寒さの凌ぎ方も、エネルギーの消費の仕方も、他、東京暮らしの自分にはまだ自然暮らしの準備が出来ていないことを思い知らされ一旦東京の家もそのままでしたので戻っては来ました。
しかし、その後も移住をトライして、軽井沢への永住に挑戦したいと考えています。
––– 軽井沢暮らしへの挑戦とは?
それはやはり、その土地で働く、暮らしている町に貢献していくこと。
いまでは信州の方々とパートナーシップを組むことも増えてきて、次はもう移住というより永住したいくらいの気持ちで、軽井沢が好きで暮らしたい。
その前に、自分はまだまだ、自然暮らしそのものをビアストラを通じて全国で勉強していき、食についても農家さんやその現場から学びたいという思いは強いです。
やがて、軽井沢で自然食品店や、ワークスペースも備えたカフェなども始められたら最高にいいなと思っています。
軽井沢でビアストラの取材でお知り合いになれた農家さんの食材を仕入れられたら最高にいいなって。
––– 食関係への道、そういった展開も考えていらっしゃるのですね。
堀田: はい。店長として働いてくださる方がいらっしゃればすぐにでも。
––– そこで食の大切さも伝えていければということでしょうか。
堀田: もちろんです。軽井沢では自然をテーマにしたアーティスト・実業家も多いので、未来は明るくすごいマッチしているのではないかと思っています。
––– そういえば、軽井沢に行かれてタバコが止められたとかいうことがあったんですよね。
堀田: 標高も1100メートに住んでいましたので、気圧の影響かタバコは吸えなくなって、炭酸も全く飲めなくなって…軽井沢の環境が身体にありとあらゆる面で良い影響を与えているのは確かです。
––– 今身体に気をつけていることはありますか?
堀田: 病気をしたら考えるのかもしれませんが今のところは特になにもしていないのですが、体重の変動がかなり激しいので、水分調整など、まさに食には気をつけています(笑)
––– 他に音楽以外に趣味はありますか?
堀田: 残念なことに趣味を仕事にしてしまう人間なので…笑 音楽やWEB、映像制作も全て仕事にしてしまいました…
まあ、あえていうなら自然暮らしでしょうね(笑)でもそれも仕事になってしまうんで、趣味=仕事が今の自分です。
––– そうなりたくてもなれない方が多いですからね。
堀田: まあ…すぐに根つめてやってしまう性格なので。
––– 最近読んだ本で何かオススメのものなどあれば教えていただけますか。
堀田: 本は読まないです。情報収集は基本インターネットで、パーソナルな意見や企業のプレスリリースのようなものが僕にとっては書籍のようなものになります。
––– なるほど
堀田: まあ、最近改めて読んだ本というと、『100の基本』(松浦弥太郎)でしょうかね。レギュレーションを改善しようと日々思うので。
––– 今まで読んだ本で一番影響を受けた本はなんですか?
堀田: 『超巨大宇宙文明の真相』(徳間書店)です。1987年に出たのですが、宇宙人が地球人をさらっていろんなノウハウを教えて、地球を改善しろと言っているんですよね。
––– ビアストラのネーミングにも意味があるんですよね?
堀田: はい。BIO=「生命」ですね。あとは神智学などに出てくるASTRAL=「星のような」の言葉を掛け合わせてBIO+ASTRALで、ビアストラ、という言葉を作ったのです。人間はエーテル体など様々な層の霊的な身体が一つずつ重なっているという哲学があるんですね。
アストラル体を健全にする食メディアという意味も込められています。
––– そうですね、心と身体は繋がっていますからね。
堀田: 食が変われば身体が変わり、身体が変われば習慣が変わり、習慣が変われば精神が変わり…精神が変われば国が変わり…国が変われば地球が変わる…と循環に対しての洞察を重ねています。
人間のいきる原点に食がある限り、高い意識をもった食メディアにしていきたいと思っています。
やっぱり食べて心が病むようなものは止めたいし、悪い習慣は止めてほしいものですからね。BIASTRAを通じてそういったものに警鐘を鳴らしていくということも任務の一つとして自覚し視野に入れています。
––– 私たちも次世代にそいういったことを伝えていかなければいけない世代になってきましたからね。
BIASTRAの今後の展開と自身の目標
––– BIASTRAの今後展開について教えていただけますか
堀田: 777人を最初の目標に、専門性の高い食業界の方々を全国的にリレーインタビュー取材をして、BIASTRAで紹介していけたらと思っております。
––– ここを開けば食のことがわかって健康になれるような情報のつまった総合サイトですね。
堀田: そうです。食業界の末端の方々を、善意で業界を支えて下さっている方々を、既に著名な方々も、そこに自分の持っているITテクノロジー、検索エンジン対策を以ってしてフォーカスし再度還元したいと思っております。
また日本からグローバルに世界に視野を広げて、良い情報を輸出していきたいなと思っています。
本コンテンツのテキスト翻訳・言語化に挑み、海外へ日本の伝統・和食をWeb・映像等で世界に届けることに挑戦したいと思ってます。
––– BIASTRAが世界中に広まるといいですね。
堀田: 食とスピリチュアリズムの探求で私たちのココロとカラダの未来を切り拓くことが出来ればと思っています。
––– 堀田さんも取材には同行するんですか?
堀田: はい。リレイーインタビューは全て取材に立ち会います。これからずっとずっと、ビアストラの育成を大切にしていきます。そして777人を目標としてます。
どこまで深く現場で指揮をするかは、まだこれからスタッフたちとレギュレーションを決めていくところですが、きっといつも取材の際に、胸に手を当てずっと思っていることというか、大切にしている「言葉」があります。
––– フィロソフィーのようなものでしょうか、その言葉とは?
堀田: それは、「自然力本願」です。
これは私が尊敬するスピーカー制作のクラフトマン、木下正三さんのお言葉です。
自然界が人間に破壊される前の状態、自然自身が本来あった姿に還ろうとする力はとても強いものです。
自力本願や他力本願でもなく、私たちはその自然の力そのものを見習い、自然界と自分の願いは乖離させるべきではないと思っています。
自然界からたくさんのルールを学び、その学びを食の世界で貢献し伝えていきたいと思います。自然界と一緒に相乗し、自然界と一緒に学び、自然界と一緒に成長していきたい思いです。
そして人間が育つ絶対条件には “善のこころ” が宇宙的な意味でも必要になってきますよね。
––– 人が育つ条件が”善”ということなんですね。とても宇宙的ですね。そしてそんな堀田さんの善にまつわるご活動や目標などがありましたら教えていただけますか?
堀田: 一言で言えばピラミッド建築がゴールです。これは結構いつもたくさんの人に宣言してますね。
瞑想施設として、また天文学的ツールとして人類の宇宙意識の向上のために、ピラミッドを建てたいと思っています。
例えば…「はい、水星を指差して」って言って正確な位置を指させる人はほとんどいませんよね。
同じ太陽系の惑星の全ての正確な位置と運行の法則なども理解し、さらにSEOキーワード取得している「満月」月の満ち欠けだけではなく、太陽系の全部の惑星の周期と同調したPDCAを持つべきとずっと言ってます。
それを可能にサポートするためのピラミッドを作ることが必要なのです。
音、光、映像の演出などが360度、全方位のピラミッド内の空間から宇宙と同期し、リアルタイムに説明解説可能で、瞑想しながら本格的に宇宙と交信できるようなサポートの場であり、天文学の叡智を、物理学者の研究施設を、気象コントロールさえ可能とするバイブレーションを生む磁力で農業を助け、有益に使えるピラミッドを創りたい。
もし遠方からそのピラミッドに訪れる方がいたら、ビアストラを通じて美味しいお食事を提供し、合わせて日本の伝統文化やその精神なども楽しんでいってほしいですね。
決して一人で成し遂げることができる規模ではなく、多くのパートナーが必要です。リレーインタビューのたびで仲間をたくさん見つけていきたなと思っています。
––– ピラミッド建築予定地はどのあたりをお考えですか?
堀田: 軽井沢ですね。あとは北海道。山の近くともいえます。軽井沢には浅間山がありますし、ニセコだったら羊蹄山がありますね。
––– 一般の方でも入れるような施設ですか?
堀田: もちろんです。本当の最終完成系になると計画は長期間に渡りますが、必ずやり遂げます。この食メディアビアストラでのリレーインタビューにも、ピラミッドに繋がる何か、きっとヒントが掴めると確信していて取材にも同行しようと思っているんです。
––– 最後に読者のみなさまに伝えたいことなど、ありますでしょうか。
堀田: ビアストラを通じ、自己アピールなどをしていただければなと思っています。
食業界を支える方をお手伝いできるような場にしていきたいと思っており、私たちは「食を支える人を支える」そう思って活動していきたく思ってます。
次回ゲストのご紹介
––– それでは最後に、BIASTRAに次回登場するゲストを堀田さんにご紹介をお願いしたいのですが。
堀田: そうですね、わかりました。
BIASTRAの発展と成功を願って次回のリレーインタビューにはマクロビの総本山といえるCI協会にて月刊マクロビオティック誌での編集を10年も制作従事し基礎のある人間、そう、貢献されてきた かとうまさこさん をご紹介したいですね。
––– 私ではありませんか!(笑) 喜んでお受けいたします! そしてありがとうございました。
大変長時間になりましたが、本日は取材をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
堀田さんの益々のご活躍をお祈りしております。
堀田: はいこちらこそ! ありがとうございました。